用語集

あ行の用語

アンティーク調フローリング
使い込まれた無垢材の雰囲気を再現した古材調のフローリング。わざと割れや傷をつけた表面は、古民家の内装を連想させます。
板目(いため)
木取りの仕方による板表面の木目の模様をいいます。 年輪(丸太)の接線方向に挽いたときに現れる山形模様の木目をいいます。 板目板はたくさん取れるので、柾目と比較して安価ですが、収縮により反りがでてしまうのが難点。
浮造り(うづくり)
木材の年輪を引き立てて見せるために、スギといった針葉樹の板表面、“春目(はるめ)”と呼ばれる柔らかな部分を磨いてへこませ、木目の部分を浮き立つようにした仕上げ方法。
埋木(うめぎ)
木材についた釘穴や深い傷、抜け節などの補修穴や誤ってあけた穴を埋める木片。同一の樹種を精度よく加工する。

か行の用語

唐松(からまつ)
日本を代表する針葉樹。戦後、カラマツはその成長の早さを見込まれてスギやヒノキが植林できない寒冷地に多く植林されました。
30~40年ほどの成長途上にある植林木はねじれや暴れがあり使いづらい木材でしたが、近年の乾燥技術の向上により床材・壁材といった内装材から柱材、梁材への利用されるようになってきました。
乾燥技術(かんそうぎじゅつ)
木材を使用するために欠かせない加工工程。 元々木材は多量の水分を含んでいるので、そのまま使うには強度も、そして使用後の変形も大きく狂ってしまいます。 そのため、昔から行ってきた乾燥技術としては「葉枯らし」や天日に干して大気と同程度までの湿度まで下げることが可能な「自然乾燥」、近年では効率的、かつ強制的に乾燥を行う人工乾燥などの技術で建築材料として木材は利用されています。
木味(きあじ)
「木味」といっても木の味ではありません。年月が経つにつれて無垢材にでてくる趣(おもむき)や風格のことをいいます。 特に室内に使用される木材は時間の経過とともに、無垢材そのものが持つ成分によって徐々に表面が光沢を帯びてきたり、色合いが落ち着いてきたりします。 無垢材に秘められた大きな特徴ともいえます。突き板と呼ばれる木材を薄くスライスしたものを表面に貼ったものにこの木味を求めることはちょっと難しい。 木味は無垢材だけに与えられる効果なのですから。
源平(げんぺい)
一般的にスギ材は赤身(心材)の部分と白太(辺材)の色の差が激しいのですが、特に板材において赤身と白太が混ざり合ったものを源平という。
広葉樹(こうようじゅ)
樹木を葉の形で分けた分類法。もう一方は針葉樹と呼ばれます。広葉樹は読んで字の如く「広い葉を持つ」の意。 広葉樹の中でも常緑樹と落葉樹とに分類される。 広葉樹の中でも常緑樹としてはカシの木やシイ・クスの木、落葉樹としてはケヤキやブナ、ナラ、サクラなどがそれにあたります。 針葉樹に比べて材質は硬く木理に富んでいるので、家具やカウンター材などに使用されます。
小節(こぶし)
日本農林規格(JAS)に規定される木材の等級の1項目、「美観」を示す役物基準の格付け。親指の先で隠れるくらいの小さな節があるものをいう。

さ行の用語

実加工(さねかこう)
フローリングとフローリングを接合させる時に、はめ込み易いように凹凸の加工がしてあるという意味。
サワラ(さわら)
ヒノキの代用品として昔から浴槽や風呂桶、手桶などプラスチック製品が登場するまで生活には欠かせない木でした。 軽く柔らかいのが特徴で、かつ水や湿気に強いところから、お風呂場などの壁に貼ることも可能です。 ただし、人工林が少ないので希少性の高い樹種ともいえます。
死節(しにぶし)
枝が何かの理由で枯れてしまい、そのまま幹の中に包まれ、そして枯れていった枝の痕跡が死節として残ってしまいます。 そのため、死節は「節穴」と呼ばれる穴になる可能性が高くなります。
4方サネ付き(しほうさねつき)
壁・床材料の長手方向と短手方向の全てにサネ加工が施されていることを言う。短手方向のサネはエンドマッチとも言う。
上小節(じょうこぶし)
日本農林規格(JAS)に規定される木材の等級の1項目、「美観」を示す役物基準の格付け。
小指の先で隠れるくらいのごく小さな節があるものをいう。
人工乾燥(じんこうかんそう)
木材はもともと根から水分を吸い上げて育っていきます。 建築材料に使用する場合は、材料自身の含水率を下げてやることが重要です。 人工乾燥機を使用することで、反りや狂いを防ぐことができます。
準不燃木材
建築基準法で定められた不燃材料に準じた性能を持つ材料。
例えば、木毛セメント板や石膏ボードなど、通常の火災が起きた時に加熱が始まってから10分間は燃焼したり変形したりしないこと、避難上で有害なガスや煙が発生しないことが必要です。
針葉樹(しんようじゅ)
樹木を葉の形で分けた分類法。もう一方は広葉樹と呼ばれます。 針のような葉を持ち、日本固有の木としては杉、桧、唐松などがそれにあたります。 昔から梁や柱などの構造材から床材などの造作材などに幅広く利用されてきました。 戦後住宅需要期に伐採され、当時植林された国内針葉樹林が伐採期を向かえ、現在その利用が求められています。
スギ(すぎ)
日本を代表する針葉樹。戦後、最も多く植林されたのが杉で、国産材の中では安価といわれています。 木目はまっすぐ通り、材質は柔らかい。主に柱材や和室の造作材などに使用されています。 杉は乾燥させるには難しい樹種として、その乾燥技術の向上が求められていましたが、近年は遠赤外線などを用いた乾燥により材芯まで乾燥が可能になりました。 梁材などが取れる大径木も各地で育っており、その利用促進が求められています。
ソリッド材
縦つなぎのない、一枚物の材料のこと。

た行の用語

鳥眼杢(ちょうがんもく)=バースアイ
小鳥の目のような小さな円形の斑点が、板にたくさん散らばって表れる木目で「鳥目杢」とも書かれます。 楓(カエデ・メイプル)類に多く現れます。バーズアイメープルは鳥眼杢の代表としてあまりにも有名な最高級木材です。フローリングにはもちろんの事、最高級家具材にも重宝されてきました。
特一等(とくいっとう)
流通の中で用いられる見た目のランク。節と丸みの度合いに応じて、等級が付けられている。 特一等は正角のなかでも若干節はあるけど良質なものをいう。 ちなみにその下が一等(構造的に問題のない程度の死節や虫食い穴等がある)、二等と続きます。

な行の用語

流れ節(ながれぶし)
柾目面によく現れる節。節が傾斜して切断され、細長くなっているものをいいます。
なぐり加工
元来フラットな面にランダムなでこぼこをつけ、板目に独特の質感と風合いを与える加工。

は行の用語

バーズアイ
→ 鳥眼杢(ちょうがんもく)
働き巾(はたらきはば)
床・壁・天井材を繋ぎ合わせた時に表面に見えてくる巾を言う。
一坪(ひと・いちつぼ)
畳で2帖分、一坪=3.3m²
桧(ひのき)
日本を代表する針葉樹の一つ。古くから植林されており、面積、量ともにスギについで多い。 世界遺産に指定された法隆寺を1300年余り支えてきたのもこの樹種にあたり、昔から優良な材料と知られていました。 反面、スギといった針葉樹の中でも成長が遅く、その分手間と時間がかかるため、「ヒノキは割高な材料、高価な材料」と世間に知られていたようです。 現在では蓄積量も増え、国内において安定供給が可能となってきました。
V溝加工(ぶいみぞかこう)
羽目板を繋ぎ合わせた時に繋ぎ目にVの字が出来る加工。
節(ふし)
節は枝の痕跡が残ったものなのです。 市場では節のない材料が高価なものとされるため、育林作業では枝打ちを行い、若い木の時に必要でない幹の下部の枝を払ってしまいます。 そうすることで節のない材料が取れる、ということになります。
不燃木材(ふねんもくざい)
不燃性能に関して国が定める技術的基準に適合し、国土交通大臣の認定を受けたもの。
通常の火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後20分間燃焼せず、変形・溶融など防火上有害な損傷を生じず、避難上有害な煙やガスを発生しない不燃性能が求められる。
プレナー仕上げ(ぷれなーしあげ)
電動自動カンナによる木材の仕上げ方法。
辺材(へんざい)
木の外周部にあたる周辺の部分をいいます。辺材の部分は木の根から水や養分を枝に運びまた葉で作られた栄養を根に運ぶ役目をします。 そうした役目を終えて細胞が死んでできた部分が心材となります。
本実加工(ほんざねかこう)
床板や壁材などをつなぎ合わせる方法。板と板とが接する箇所に、一方を凹、片方を凸に加工したもの。 実際には凹のくぼみ部分にビスや釘を打ち込み固定することで表面に釘などが見えない様、配慮された加工といえます。 ごく一般的に加工されています。

ま行の用語

柾目板(まさめいた)
木取りの仕方による板表面の木目の模様をいいます。 「柾目(まさめ)」は年輪に対して直角に挽いたものをいい、木目がまっすぐな縦縞ができたものをいいます。 またその縦縞が斜めに流れた模様を「追い柾(おいまさ)」と区別しています。木材はこれらの模様により価格が異なります。
無垢(むく)
純粋で混じりけのないものを「無垢」といいます。 そのため、表面に張物をした「突板(つきいた)」や集成材のように張り合わせたものをいわず、1枚板のものを呼びます。
無節(むじ)
柱やその他の、製材した製品で、その材の表面に節がない物。 一面だけに節がない物を、一方無節、2面にない物を二方無節と言い、後、三方、四方と有る。化粧材に用いる。 無節より少し節が有る物を上小(じょうこ)といい、これもその節の度合いや、その角の木筋などで、いろいろな等級があります。
モルダー加工(もるだーかこう)
木材の仕上げ工程の一つ。製材では鋸刃(のこば)による裁断となるため、断面がざらついています。 その表面をモルダー機械により平滑にする工程をさします。 この工程を経た構造材などは 「モルダー 」と呼ばれ、床材などはさらにカンナがけ等を行う 「超仕上げ 」と呼ばれるさらにきめ細かな仕上げ工程を経ます。

や行の用語

ユニ加工(ゆにかこう)
縦つなぎのジョイントのこと。つなぐことによって材料を効率よく使うことができ、施工時間も節約できる。

ら行の用語

ラスティック調フローリング
ラスティックとは「素朴な、田舎風の、粗削りな」という意味。
素材の味をそのまま活かした自然感あふれるテイストのこと。
ラスティック調のフローリングは、それぞれの木が持つ本来の表情をそのまま利用するという考え方で、 今までのフロアーにない味を求める人たちに受け入れられています。
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